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2004年 08月 26日
80年代初頭に発表された画期的なエレキベースである。(おんや、ダンナにしちゃぁわりかし最近の話ですな)
弦楽器につきもののヘッドストックがない。糸巻きがボディのエンドにあり、すこぶる小さい。エレキベースを弾いたことのある人なら一目でその開発意図を理解しただろう。ベースはネックが長いためどうしてもヘッドが下がる。バランスをとろうとボディを大きく重くするとプレーヤーにストレスがかかり更に演奏性を損なう。この問題をヘッドレスという画期的アイデアでクリアした。愛想のないフォルムは好き嫌いの分かれるところだが、斬新なデザインの統一性という意味でも弁当箱型のボディが似合う。(いっそのこと、ケースも風呂敷にしちゃあどうです?ダンナ) 歴史のある楽器は既に完成されたフォルムを持っており、バイオリンやファゴットに新しい試みはまず見られない。それに比べて制約の少ないギター系は今も実験的な試みがなされ、ロック式のペグやサークルフレットなど進化を続けている。デザインも多岐にわたるが名作は限られる。特にエレキベースの場合、スタイルとして確立されているのはFenderジャズベース系のみと言って良い。他は、ギターの同系シリーズとして作られるか、まだスタイルとしてのオリジナリティが確立できていない。そんな中でスタインバーガーの登場はまさに衝撃、歴史に残る傑作である。ギター版がベースの後にデザインされた話は他に記憶がなく、まさにエレキベースのためのデザインであった。 英語版ながらスタインバーガーの情報が詰まっている STEINBERGER WORLD のページ 開発者のNed Steinbergerは今も常識にとらわれない楽器の開発を続けている NS Design社 のページ
by macransa
| 2004-08-26 14:45
| デザイン
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