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昔の記憶に頼って書いています。もしかしたら結構間違いがあるのかも。お気づきの節は是非お知らせくださいませm(__)m
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2006年 04月 12日
1985年に発売されたCD-34は今も根強い人気を誇る、CD普及期の草分け的存在だ。ミニコンポサイズでリモコンもなくデザインも操作性も良くない。にもかかわらず愛用者が絶えないのは「アナログに近い音」であり、奏でる音が楽しいからだろう。
59,800円。当時の入門機価格ながら、スイングアームメカ(CDM-1)・アルミダイキャストボディ・Zフィルターなど「羊の皮を被った狼」のような高音質デッキでコストパフォーマンス抜群の戦略機だったと言われている。 オーディオはすべからくアナログの時代。デジタルなんざギザギザで丸く柔らかい音は出せないに決まってる、と胡散臭く思っていたレコードファンにもこの音は「結構やるなぁ」であった。そもそもCDはノイズも回転ムラも無縁。音楽に浸る上で気になる2つを取り除いたのだから音はクリアこの上ない訳で、オーディマニアの小三治師匠はCDを聴くようになって「今まで俺は何をやっていたんだろう」とつぶやいたんだとか。 音楽を愉しめるなら裏でいくらデジタルが活躍していたって構わないが、ユーザーが遊べる部分が少ないのがチト残念ではある。それでもケーブル交換やクロック換装まで行う剛の者がいる。バージョンも何種類かあるようで、放熱フィンの数、ローデンシュトックレンズのコーティング、コンデンサーの違いなどで音が違うとも聞く。複数台所有するマニアも多く、今も彼らを楽しませ続ける名機なのだ。(それにしてもカッコはいただけませんがねぇ、ダンナ。まぁそう言うな、出来の悪い子ほど可愛いってこともあるでの) 高音質の秘密を分析した論文が載っているページは こちら
by macransa
| 2006-04-12 11:30
| オーディオ
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