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昔の記憶に頼って書いています。もしかしたら結構間違いがあるのかも。お気づきの節は是非お知らせくださいませm(__)m
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2010年 06月 07日
5月31日、松屋デパートの屋上が閉鎖された。その昔、下町浅草は娯楽の中心。仲見世、見世物小屋、花やしき、新世界、演芸場、映画館・・・そして松屋デパート。(そう言やぁこんなマークでやんしたねぇ)
毎日必死で働いている家でもたまに母親がデパートに連れて行ってくれた。月に一度の特売日だったのか分からないが、しばらく戦争のような買い物に我慢していると、まずは大食堂へ。ショーウインドウを一瞥しテーブルに付く。頼むのは決まってホットケーキだ。贅沢に乗ったバターの香り、添えられた小さい蜜の入れ物。そして家には無い本物の銀食器の輝きと重さ。どれもが胸をワクワクさせた。床に足もつかない子供ゴコロに、ナイフとフォークを使いこなす大人を夢に見た。(しょーもない夢を見てやんしたねぇ、あっしなんざ忍者になろうと思ってましたぜ) そして屋上に上がる。扉を開けると、賑やかな声と共に鳥や釣り堀の匂いが飛び込んでくる。遊園地と小動物、正に屋上のパラダイス。電気自動車にティーカップ・・・端から端まで全部乗りたい気持ちをグッと押さえて無我夢中で遊び回りながら、ふと見渡せば、金網の向こうには代わり映えしない街並みがどこまでも続いて見えていた。遮るものの無い、頂上がデパートの屋上だった時代の薄ぼんやりした風景。東京オリンピック以前の下町。 あの頃、屋上の鉄の扉は子供たちにとっての楽園のドアだった。ワクワクしながら押した重い重いドア。 閉鎖前の様子を記録してくれた人に感謝 松屋浅草屋上遊園地 閉園 スライドショー PS. この稿はある方から画像と共にリクエストを戴き数年ぶりに書いたものです。放ったらかしのblogをまだ覚えていて下さる方がいた事に感激。懐かしいことはどの年代にもあり、増えてゆくことも知りました。 #
by macransa
| 2010-06-07 23:18
| その他
2010年 06月 06日
037 トヨタS800/船橋サーキットの激走
038 八千草薫/おでこの理想 039 ゼンハイザー/ファーストクラスのヘッドフォン 040 下町の味/ツバサソース 041 タイガー計算機/コンピューターの手前 042 早野凡平/帽子芸の見事 043 ルビー・ブラフ/トランペットの境地 044 マツダ・キャロル360/ミニなリムジン 045 原田泰夫/将棋界の背筋 046 山下毅雄/CM曲の緊迫 047 いつかはオルトフォン/垂涎の針先 048 星影の小径/歌謡曲のクール 049 マニュアルのカルチャーショック/Macintosh SE/30 050 柳家小三治/十代目の自負 051 最速の有人飛行機/X-15 052 ローゼンタールのスオミ/緩やかな時間 053 日の丸飛行隊/判定の公平 054 マランツCD-34/CD時代の先兵 #
by macransa
| 2010-06-06 22:43
2010年 06月 06日
019 ジョンとメリー/ニューヨーカーの当惑 020 ジャッキー・スチュワート/F1のデッドヒート 021 高浜和秀の仕事/マンティラの優雅 022 仙崖和尚/高僧の遺掲 023 タンノイ・バークレー/同軸2ウエイの安らぎ 024 小沢昭一的こころ/AMラジオの長寿 025 式場壮吉とポルシェ904 026 幕末の将棋指し/天野宗歩 027 プリズナーNo.6 と ロータス7 028 新聞が読める馬/カブトシロー 029 ロータス・エランと三保敬太郎 030 カセットデッキの端正/YAMAHA K-8 031 ジャングル・パトロール/プロペラ船の痛快 032 広瀬 正/タイムマシンに乗った男 033 瀧新太郎とポルシェ・カレラ6 034 トロイメライ/メジューエワのシューマン 035 ロジ・ミッターマイヤー/三冠の夢 036 スペースタワー/束の間の展望 #
by macransa
| 2010-06-06 22:20
2010年 06月 06日
001 最初の一歩(プ)
002 ♪三田小山町 003 広川太一郎のリズム 004 相撲は大関 005 最初の椅子・スーパーレジェーラ 006 F1のブリティッシュ・グリーン/ジム・クラーク 007 二代目「桂 小南」 008 AURORA Thesi/ボールペンの粋 009 体験映画館/テアトル東京 010 アナログ時代の名演/ジェス・ステイシー 011 永遠のレティシア/ジョアンナ・シムカス 012 多目的の秀作/ウェグナーのデイベッド 013 通し切る美学/デンスケ劇場 014 マクランサ/カスタム・レーシングの美 015 スタインバーガー/エレキベースの衝撃 016 伝説のローカル局/ラジオ関東 017 SL-7の快適/コンパクト化の狭間 018 ビーチクラフト・ボナンザ/軽飛行機の爽快 #
by macransa
| 2010-06-06 22:19
2006年 04月 12日
1985年に発売されたCD-34は今も根強い人気を誇る、CD普及期の草分け的存在だ。ミニコンポサイズでリモコンもなくデザインも操作性も良くない。にもかかわらず愛用者が絶えないのは「アナログに近い音」であり、奏でる音が楽しいからだろう。
59,800円。当時の入門機価格ながら、スイングアームメカ(CDM-1)・アルミダイキャストボディ・Zフィルターなど「羊の皮を被った狼」のような高音質デッキでコストパフォーマンス抜群の戦略機だったと言われている。 オーディオはすべからくアナログの時代。デジタルなんざギザギザで丸く柔らかい音は出せないに決まってる、と胡散臭く思っていたレコードファンにもこの音は「結構やるなぁ」であった。そもそもCDはノイズも回転ムラも無縁。音楽に浸る上で気になる2つを取り除いたのだから音はクリアこの上ない訳で、オーディマニアの小三治師匠はCDを聴くようになって「今まで俺は何をやっていたんだろう」とつぶやいたんだとか。 音楽を愉しめるなら裏でいくらデジタルが活躍していたって構わないが、ユーザーが遊べる部分が少ないのがチト残念ではある。それでもケーブル交換やクロック換装まで行う剛の者がいる。バージョンも何種類かあるようで、放熱フィンの数、ローデンシュトックレンズのコーティング、コンデンサーの違いなどで音が違うとも聞く。複数台所有するマニアも多く、今も彼らを楽しませ続ける名機なのだ。(それにしてもカッコはいただけませんがねぇ、ダンナ。まぁそう言うな、出来の悪い子ほど可愛いってこともあるでの) 高音質の秘密を分析した論文が載っているページは こちら #
by macransa
| 2006-04-12 11:30
| オーディオ
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