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昔の記憶に頼って書いています。もしかしたら結構間違いがあるのかも。お気づきの節は是非お知らせくださいませm(__)m
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2005年 06月 19日
将棋番組を観るようになった頃、時折にこやかな老紳士が和服で解説をしていた。言葉がはっきりしていて判りやすかったが、なにより姿勢が良い。背筋がシャンとしていて力みがない。ワッハッハと笑い飛ばすような中に思いやりを感じさせてくれる日本人だった。
一流棋士を評し「さわやか流」「自在流」「火の玉流」などと例えてみせた。真剣勝負から生まれる棋風をたった一言で言ってのけるのだからスゴイ! プロ棋士が随分身近に感じられたものだ。一語一語を丁寧に話しながらよどみがなく暖かい。(将棋はわかんねぇけどファンでしたねぇ、ダンナ。うむ、番組表に名前を見つけると嬉しかったものじゃよ) 自分のことを「原田」と言って違和感がない。これは若造には真似ができない。実績を残したものだけが許される自負の表れだろう。「光速流」と呼んだ谷川九段の礼儀作法を誉め「ノブレス・オブリージュを具現していますよ」とも言っていた。勝てば良いという将棋ではなく、礼儀を重んじる日本の心に誇りを感じさせる「原田九段」だった。 書や俳句でも大家だった 原田泰夫のインタビュー記事がこちらに
by macransa
| 2005-06-19 11:47
| 勝負
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