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昔の記憶に頼って書いています。もしかしたら結構間違いがあるのかも。お気づきの節は是非お知らせくださいませm(__)m
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2005年 04月 08日
ツバサソースがついになくなってしまった。業務用はまだまだなくならないとタカをくくっていたのだが、このソースのために通った神田の洋食屋や東駒形の揚げ物屋さんもさぞかし寂しがっているに違いない。
写真はツバサと一緒になった会社のサフランソース、瓶詰めのツバサに比べ現代的なペットボトルで味もなかなか・・・なのだが。 東京の下町は商工業を営む家が多く、同級生にサラリーマンの子は数えるほどもいなかった。家中で働いているから夕食を作る時間も惜しい、勢い晩のおかずはコロッケ、メンチなど揚げ物が多くなる。キャベツを添えるだけで豪華な晩御飯に見える揚げ物は夕食の定番、週に2~3度ということもめずらしくなかった。 子供達にとって揚げ物はファーストフードの走りでもある。公園で野球をした帰りやそろばん塾へ行く前など、肉屋の店先でイカの耳のフライを新聞紙に包みソースをかけてもらってハヒハヒ言いながら食べた。揚げたてだからとにかく旨い! が、これにかけるソースは上等ではダメ、ほんのりピリッと甘辛い微妙なツバサならではの味が一番。庶民の味だった。 今ではソースや醤油もぐんと高級になりバルサミコやらコチュジャンなど新しい調味料も巾を利かせている。決して高級ではなかったツバサだけど今時の小学生にも大人気だったことを忘れないでください。いつかまた復刻版を出してもらえないものだろうか。
by macransa
| 2005-04-08 11:32
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