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2004年 11月 17日
1967年に製作された不思議なTVシリーズで「2001年宇宙の旅」とその年のNo.1を争ったという名作だ。退職した元イギリス情報部員が、ある村に幽閉され脱走を試みるという話だが、スパイものともSFものとも言い切れないその先見性はまさに謎だらけ。映画マトリックスの中にもワンシーンが使われたほど多くの影響を与えた。
全17話それぞれ興味深いけれどとにかくオープニングのできが良い。雷鳴の音、疾走するロータス7、辞表を叩きつける主人公、後をつけるアヤシイ車、鍵穴から送り込まれるガス、目覚めるとそこは見知らぬ村・・・字幕もナレーションもなしにシチュエーションの全てを語る・・・スゴイ! 本編が始まる頃にはもう十分に謎の世界に没頭する準備が整っているという寸法だ。 第7話で一時脱出に成功しバッキンガム・プレイスの元アパートに戻る。(おいらそこで初めてサンドイッチの食べ方ってものを知ったわけでんす。ほほぅ、おぬしでも作法に目が行くとはのぉ)主人公は愛車ロータス7を「自分で組み立てた」と言っている。実際ロータスは節税対策の意味もあって部品単位で1台分を輸出していたから、主人公のマニアックな一面を引き立てるのに役立っていた。黄色いノーズがいかした男ならではの名車である。 ほとんどが「村」でのロケだが、そこは近未来的な場所として表現されている。監視カメラや自動ドアがあり新聞印刷販売機なんてものもある。その反面、車は簡単なゴルフ場のカートのようなものしか出てこない。ハイテクとローテクの融合が村の不思議さをいっそう深くしていた。No.2の座る球形の椅子やL型のコードレス電話など斬新なデザインも登場していた。(ナショナルからそっくりな電話機が出たときはすっ飛んで買いに行きやしたっけねぇ) 製作総指揮で主役のパトリック・マクグーハンを小山田宗徳があてていた。理知的でタフな精神力の主人公はやはりこの人でなければイメージが合わない。字幕より吹替えで見たい名作である。 「プリズナー」のサイトは沢山あるけれど Orange Alert のページ 「ページまるごとプリズナー」のページ
by macransa
| 2004-11-17 13:28
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