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昔の記憶に頼って書いています。もしかしたら結構間違いがあるのかも。お気づきの節は是非お知らせくださいませm(__)m
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2004年 10月 12日
臨済宗・聖福寺の住職で無欲をもって知られた江戸時代の禅僧である。 (なんでぇ、ダンナももう片足突っ込んじまったかい? これこれ、縁起でもない)「今一休」とも謳われた高僧だが書画にも秀れ、優しく愛嬌のある墨跡を残している。
仙崖和尚の遺掲は有名だ。(なんでぇ、そのユイゲってのは。うむ、坊さんの時世の句だな)八十八歳で亡くなるとき、弟子に「最期にありがたいお言葉を」と請われて「死にともない、死にともない」といったそうな。困った弟子に「もう少しありがたいお言葉を」と重ねられて「ほんまじゃ、ほんまじゃ」と答えて亡くなったとか。真意は到底判らないが何故か心が温かくなる。(偉い坊さんは違うねぇ、オイラが言ったんじゃカカァに首絞められるとこだ) 若い頃は火の出るような修行をしたんだろうに、茶目っ気たっぷりな冗談好きで優しくてまあるい和尚さんだったそうな。こんな句も残っている。 池あらば飛んで芭蕉にきかせたい (なんだか寄席の大喜利みてえですぜ、ダンナ。ならばこれはどうだ) 気に入らぬ、風もあろうに、柳かな (なるほどねぇ、粋な坊さんじゃねぇですかい。じゃろう、わしらは川柳でもひねろうかい) この墨画を見ているだけで心が丸くなる。 九州大学の仙崖和尚の絵画のページ
by macransa
| 2004-10-12 20:05
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